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 インドの貧しい村に生まれ、画家になるつもりはなかったというバッシュは、しかし、国外にも知られる人気の壁画絵師に。ひょんなことからロンドンに招かれた彼が、寓意溢れる絵と率直な言葉で綴った旅の記録。いや、寓意ではなく、彼の目にはあの都市の隠れたレイヤーがこんな風に見えていたのかも。

 『夜の木』(タムラ堂)を生み出した3人のアーティストの一人として知られるバッジュ・シャームが、『夜の木』以前に描いた作品。この本も、ぜひお手にとって、肌触りを感じてほしい一冊です。

『ロンドン・ジャングルブック』バッジュ・シャーム作スラニー京子訳/三輪舎刊